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【行事報告】平成30年度春季彼岸法要

春のお彼岸に入りました。

昨日、3月18日には、当山長圓寺の春季彼岸法要が執り行われました。

この日は日曜日ということもあり、普段はお仕事などでなかなか参詣ができない檀信徒さまも多数お参り下さいました。



ご法話いただく布教師様は、奈良教区から坊城慶史上人にお出で頂きました。




大変貴重な御法縁をいただき、住職・檀信徒一同、心から感謝申し上げます。

ご縁がいただけましたら、また小倉の地にお越し頂きたいと思います。


さて、春のお彼岸はまだまだ二日目。
しかしこの彼岸中は、お中日も含め九州はあまり天気が良くないようです。

お墓参りに、天候的に恵まれないこともあるかもしれませんが、
どうかご先祖のいらっしゃる彼の岸(西方極楽世界)に思いを馳せ、
いつかは自らも同じ浄土へと往生させていただくのだと改めて心に受け止めていただきたいと存じます。




【ブログ】涅槃会

2月15日は、お釈迦様が入滅された日とされ、この日に勤める法要を「涅槃会」といいます。

少なくとも2500年以上も前の世にお釈迦様がいらっしゃったからこそ、佛教が今の世にも伝わり、私どもが遭い、その教えに触れさせていただくことが出来ています。

そのご遺徳を偲び、また報恩の真心を捧げたいと思います。

今年は、長圓寺所蔵の涅槃像図も修復から戻り、感慨もひとしおです。



釈尊の入滅を嘆き悲しむ動物たち。今年の干支である戌の構図を撮りました。

一番左に、迦陵頻伽が見えます。その右には、ちゃっかり猫もいます・・・。


【ブログ】正月24日~初地蔵~

1月24日。地蔵菩薩の初縁日です。

今年も、長圓寺の末寺「金蓮寺」の跡地に残る鋳物師地蔵堂の供養会に先ほど参りました。



大寒が過ぎ、春になるまでの寒さが厳しい季節です。

毎年のようにこの1月24日前後は雪が降ったり、最低気温が氷点下になったりします。

今年も、東京都心では大雪。北九州市も昨晩から雪が降り始めました。

夜が明けてみると、さほど雪は積もってはおらず、平野部の交通機関も混乱する事無く動いています。

しかし寒さと共にインフルエンザが爆発的に流行しはじめています。

長女のクラスも今日から学級閉鎖となりました。



私は、ここ1ヵ月は毎晩マスクをしたまま就寝しています。

朝起きた時に、鼻やのどが痛くなるのを防いでくれます。

最初は息苦しいかなと感じますが、慣れれば何ともありません。

まだしばらくは寒さが続きます。みなさん手洗い、うがいを念入りにして感染予防に心がけましょう。


境内のお地蔵さんも少しだけ雪をかぶっています。


【ブログ】お十夜法要と今後の課題


11月10日は、当山長圓寺のお十夜法要でした。

幾分風が冷たく、当初は参詣の檀信徒様が少なくなるかと思われましたが、いつも通りお参りの方がお出で下さいました。

今年度も無事に、お申し込みの諷誦回向をお勤めいたしました。

当山のお彼岸法要では法話を行うのですが、お十夜法要に限っては参詣の方に少し趣向を凝らした体験や講義を受けていただけるようにしています。

今年は、野上神仏具店さんによる「お線香の話」と聞香体験をしていただきました。



お線香の種類や製造過程の説明。

そして、聞香クイズ。
お線香の匂いを嗅いで、その香りを当てるのです。ちなみに三択です。

とはいえ、これがなかなか難しい。とりあえず私は間違えました。



全問正解の方は、お線香のプレゼントを全種類ゲットという特典がありました。

最後まで参加していただいた檀信徒様のお声を聴いても満足度が伝わってきました。
とても面白い企画でしたよ。

ただし、住職として1つ反省点。

それは、「〇〇店さんによる~」という紹介で出し物をしてしまうと、
もしかすると話の後に即売会的な流れになってしまうんじゃないかという不安を与えるのではないかという気がしました。

もちろん店名を出すことによって先々のお付き合いが繋がる事はあるでしょうが、実演販売が目的ではありません。

確かに今回も野上神仏具店さんにご協力いただきましたが、全くもってご商売とは関係のない次元で住職自身が依頼をしております。その説明を一言付け加えるべきだったと思います。

さて、そういう趣旨によって行っております、お十夜法要後の行事。
毎年、何をやろうかと頭を悩ませます。

良きアイディアがございましたら、業者さん個人さまでも構いません。
予算の都合上、採用できるか分かりませんが、ぜひご一報ください。






【お知らせ】まもなく御十夜法要

全国の浄土宗寺院では、お十夜法要が行われる時期となっています。

当山長圓寺も11月10日に執り行われます。

お十夜法要とは、
「この世において、十日十夜善行を修することは、仏の国で千年修行をするよりも勝れている」
と『無量寿経』に説かれている事から、念仏を十日十夜お称えする法要です。

詳しい説明は、浄土宗公式ホームページ

現在では、日数を短縮してお勤めする事がほとんどですが、
阿弥陀仏への感謝の気持ちは変わりありません。

ちょうど寒くなる時期ですので、毎年お天気が心配になります。

暖かな一日となり、多数のご参詣いただけることを願います。