【ブログ】老化現象


現在私の頭の中では、中世日本の権力者たちがどのような宗教観を持っていたかを考えながら
あれこれと仮説を立てている。

八百万の神、神仏習合、そして八宗および禅・浄土と多岐にわたる仏教宗派。
さらにそこへ西欧から入って来始めたキリスト教。

戦や天変地異・疫病に飢饉、いつ命が終わるかもわからない時代。
しかしながら武家として家臣団を統率し、一族や国を守らねばならない。

そこには自らがいつかは亡くなるという個人の死生観もあるだろうが、
愛する者と別れ、残される側になるという感情もまた存在する。





そこへ、ネット注文していた物が早速届いた。

ひとつは、神田千里氏著『宗教で読む戦国時代』。

もうひとつはCMでもお馴染み、メガネの上から掛けられる〇ズキルーペである。

40代半ばを前に、既に老眼がかなり進んでいる。

最近は、珍しく読書する機会が多くなったため少しずつ苦労し始めた。

この商品は、家内の同期の女医先生によると、なかなかいいというお墨付きがあり、購入した。

とはいっても先生は、老眼ではなく細かな医療行為に重宝しているそうだ。

早速ルーペを掛けて、『宗教で読む戦国時代』を読み始める。

なかなか興味深いことが書かれている。

しかし、まだ裸眼で読んだ方が効率いいようで、
むしろ私にはこのルーペはパソコン作業に向いているようだ。