【回想録】こどもの日


40年前の、こどもの日の記念写真です。

その昔、小倉には「大坂屋」さんと「モダン屋」さんという老舗玩具店があり、
店舗前には、犬がキャンキャン鳴きながら歩いたり、猿がシンバルを叩くというおもちゃがありました。

いつも前を通るたびにワクワクするのだけれど、買ってはもらえないという記憶しかありません。

母曰く、写真の五月人形は、すべて祖父が「大坂屋」さんで時期外れにサービス品を購入していたそうです。
(おじいちゃん、さすがしっかりしてるわwww)

右に飾ってある兄のに比べて、私のは小さくて・・・子供ながらに悔しかったのを覚えています。





実家からこちらに持ってきて、押し入れに眠っていた私の鎧兜を今年は飾ってみました。



真ん中にある、うちの息子の鎧兜に比べると、ずいぶんと大きいです・・・。

大人になって真実を知ります。
「見た目の大きさだけでは、その価値や思いを知ることはできない」ということを。

五月人形には、こどもの無事なる成長を願う親族の大きな大きな思いがこもっています。
形や値段で量るものではないのです。


p.s.
KOUICHI様
2年前に頂戴した鎧も飾っていますよ。
というか常設です、等身大ですから収納スペースが。。。(笑)