【ブログ】リンデンハーブティー


菩提樹は、あっという間に満開になりました。

今年もミツバチが・・・。

何年か振りに、リンデンのハーブティーを作ることにしました。



と言っても、簡単。

花を摘んで洗います。
小さな虫は当たり前のように付いています。



水気を切って、キッチンペーパーを敷いた皿に平らに並べ、700Wの電子レンジで3分程。

この時点で、洗いきれていないかった虫たちは死んでしまいます(ゴメンナサイ)




後は、熱湯で抽出。
えぐみとかは一切なく、ほのかな甘さと香りのハーブティーです。

下世話な話ですが、市場価格では100gあたり2,500円程します。。。

効能は、ずばりリラックスと安眠です。

今年は、金運UPと夫婦円満のお守りとしてドライフラワーを少し多めに作ろうかと思っています。


【コラム】ベトナム人青年 グァンさん(仮名)


檀家さんの葬儀を終えて寺に戻ると、本堂の前をうろうろしている若者がいた。

少し不審に思いながら、声を掛けると、

「きのう、おじいさんがなくなりましたから、おねがいします。」

アジア系の外国人青年だ。

「本堂をお参りするということですか?」

と尋ねると、「おねがいします。」との事。

鍵を開け案内し、とりあえず線香をあげるように促した。

彼は、丁寧に礼拝をしていた。

話を聞くと、ベトナムの出身で、エンジニアとして北九州に働きに来て半年だという。
その割には、日本語がとても上手だ。

先ほどまで、檀家さんの悲しみに満ち溢れたしめやかな葬儀を執り行ってきた私は、ベトナムでお祖父さんが亡くなった彼の気持ちを察するに、

「帰りたくても、そう簡単には戻れないから、とても残念ですね。お祖父さんの名前は?」

と声を掛け、阿弥陀さまへ追善のお念仏を称えた。

すると彼は、「ベトナムでは、すぐちかくのお寺でおいわいをしました、ありがとうございます。」
という晴れやかな顔と意外な言葉が・・・。

(お祝い??、お祈りのこと?やっぱり半年じゃ日本語って難しいよね。。。)
心で思いながら、

「また、近くまで来たらどうぞお参りしてくださいね。」
そう声を掛け、頭を下げる彼を見送った。

そして庫裡に戻り、「ベトナムの仏教」を念のため検索すると・・・。

主にベトナムの仏教は日本と同じ大乗仏教で、輪廻転生の思想が徹底されており、死を迎えることは新しい門出と捉え、お祝いの儀式を行う。中には三日三晩お祭りを行うこともあるという。。。



「このたび浄土に往生せん(する)こと慶びの中の慶びなり。」
「無漏無生の国に生る、是れ曠劫の大慶と云わざるべけんや。」

拙僧は、まさしくその通りであると思うのだが、
果たして万人に、お通夜の席で素直に受け入れてもらえるのだろうか・・・。

考えさせられる一日であった。




【ブログ】開花・開運予想


菩提樹の樹です。西洋菩提樹、リンデンバウムともいいます。
お釈迦様が悟りを開かれたときにあったインド原産の菩提樹とは別の種属になります。

寺歴が残っていないため正確なことは言えませんが、植えられた場所がちょうど改修前の本堂横にあったことから予想すると、少なくとも樹齢150年以上は経っているのではないかと推察されます。



今、まさに無数の蕾が開花までの時を待っています。

5月末から6月ごろには一斉に咲き始めます。花の量が量だけに結構すごいですよ。

この花には、いろんな効能やパワーが秘められています。

まず甘い香り。蜂蜜の原料にもなるリンデン。
こちらにも毎年ミツバチがやってきます。

そしてこの花はハーブティーとしても珍重されています。精神安定や不眠に効くそうです。

さらに、今年知ったのですがこの花を財布に入れておくと、
なんと金運がUPするそうですよ。

ちなみに菩提樹(リンデン)の花言葉は、「夫婦愛」・「結婚」です。

これは、秋冬になるとわかるのですが、西洋菩提樹は1つの葉に対しておよそ2つの種子がついています。
そして、この葉っぱが竹トンボのように舞って遠くまで2つの種を運んでいきます。
その姿が、夫婦の人生を表しているのではないかと私は思っています。

今年は、天候が読めないので、サイトやfacebookの方で開花の状況をお知らせできればと思います。


【ブログ】今年は断念


今日は、長女12回目の誕生日。
今年も、朝一で知り合いの方からお祝いのお花が届きました。

親よりも気にかけていただき、本当にありがたいことです。

私は、と言うと、とうとう今年は断念してしまいました。

何をかと言うと、鯉のぼりと武者のぼりを掲げる作業を、です。

例年、4月の中頃にはポールを準備し工具を使いせっせと作業を進めていたのですが、忙しさを口実に・・・ついに子供の日前日を迎えてしまいました。

さすがに今年は諦めます。恐らく来年も・・・(苦笑)


昨年の様子。これが見納めだったのかもしれません・・・。