【ブログ】老化現象


現在私の頭の中では、中世日本の権力者たちがどのような宗教観を持っていたかを考えながら
あれこれと仮説を立てている。

八百万の神、神仏習合、そして八宗および禅・浄土と多岐にわたる仏教宗派。
さらにそこへ西欧から入って来始めたキリスト教。

戦や天変地異・疫病に飢饉、いつ命が終わるかもわからない時代。
しかしながら武家として家臣団を統率し、一族や国を守らねばならない。

そこには自らがいつかは亡くなるという個人の死生観もあるだろうが、
愛する者と別れ、残される側になるという感情もまた存在する。





そこへ、ネット注文していた物が早速届いた。

ひとつは、神田千里氏著『宗教で読む戦国時代』。

もうひとつはCMでもお馴染み、メガネの上から掛けられる〇ズキルーペである。

40代半ばを前に、既に老眼がかなり進んでいる。

最近は、珍しく読書する機会が多くなったため少しずつ苦労し始めた。

この商品は、家内の同期の女医先生によると、なかなかいいというお墨付きがあり、購入した。

とはいっても先生は、老眼ではなく細かな医療行為に重宝しているそうだ。

早速ルーペを掛けて、『宗教で読む戦国時代』を読み始める。

なかなか興味深いことが書かれている。

しかし、まだ裸眼で読んだ方が効率いいようで、
むしろ私にはこのルーペはパソコン作業に向いているようだ。








【お知らせ】まもなく御十夜法要

全国の浄土宗寺院では、お十夜法要が行われる時期となっています。

当山長圓寺も11月10日に執り行われます。

お十夜法要とは、
「この世において、十日十夜善行を修することは、仏の国で千年修行をするよりも勝れている」
と『無量寿経』に説かれている事から、念仏を十日十夜お称えする法要です。

詳しい説明は、浄土宗公式ホームページ

現在では、日数を短縮してお勤めする事がほとんどですが、
阿弥陀仏への感謝の気持ちは変わりありません。

ちょうど寒くなる時期ですので、毎年お天気が心配になります。

暖かな一日となり、多数のご参詣いただけることを願います。


【ブログ】縁(えにし)~津々堂さん~

細川忠興公との関わりを考えすぎて小休止してしまい、少し更新期間が空いてしまいました。

今日は喜ばしいことがありました。

数年前から「細川家」について調べている最中、
必ずと言っていいほど検索にヒットし、拙僧も大変参考にさせていただいているブログ

「津々堂のたわごと日録」さんに

長圓寺の事を触れていただきました。

忠興公が入国された直後の小倉の様子を知る事は中々難しいですが、

どうしても知りたいと願う私にとって、

この様なご縁をいただいたことは本当にありがたいことだと思います。


さて、しばらくは秋雨が続きそうです。

そんな雨の中ですが、

「細川ガラシャ」にまつわる史跡をめぐるウォーキングツアーの方々が長圓寺にお寄りになられました。



主宰の小川研次さんが、詳しくご説明をされています。

RKBのTVスタッフもご同行されていたので、びっくりしてしまいました。

様々なご縁が広がっていくのは、とても嬉しい限りです。